2018年7月30日月曜日

希少な超広角 ペトリ21mm

ぺ とりおたです。


インスタを始めて 初めは良さがわからなかったけれど だんだん同好の仲間と交流が生まれると やっていてよかったと思うときもでてきます。


北の国にヤスさんという 写真の達人がおられて ヤスさんが ストーリーというところに(詳しくはわからないのですが 24時間で消えちゃう動画みたいなもの) ペトリの21mmがハードオフに売ってます!と。


気にはなりましたが どうせわたし広角苦手だし。いらないし。と思って一ヶ月が経ちました。


そのころ このペトリブログ立ち上げを検討し始めたので、ブログのネタとして、たいして上手に使えなくても このレアな玉を買っておくのは有意義かなと考えました。

そこでヤスさんに問い合わせてみると、もう売れちゃった可能性はあるけど 見に行ってくださると。

そんなお手間をかけさせて申し訳ないと思いつつも 北海道まで見に行くことは無理なので お願いしたところ、まだあると。


それで確保していただいて 送っていただいたのがこの21mmでした。





とにかく前玉がでかい。


そして、歪曲収差が少ないです。まっすぐ構えると かなり自然な描写。


ただ、動くペトリボディがなかったため試写ができず 登板機会がないまま長い時間が過ぎてしまいました。


そして やっと動くペトリボディ FTを手に入れ、フジカラープロ400Hを入れて撮ったものが やっと現像から返ってきました。





こうやって近くのモノを撮ったほうが使いやすいのかな、と思っています。遠景を撮ると すごい下手くそなんですよ。





ただ広いだけの散漫なフレーミング。超広角は使い所が難しいです。


あ、ここいいな と思って構えて、予想より圧倒的に広い範囲が入って、撮るのをあきらめたのが何回もありました。





繊細な柔らかさは標準レンズと同じです。その描写のまま超広角レンズが使える。これはなんという感動でしょう。





FTは元気に動いていたものの シャッター幕に穴があったり 他にも不具合があったようで 光線漏れが起きています。


でもそれもまた味のような。


こうやってフィルムでももちろん楽しいのですが、やはりいつかは ソニーのαを手に入れて、これで星を撮って見たいものです。


希少なレンズを送っていただいたヤスさんにまだちゃんとお礼もしていなかった。本当に、感謝しております。


いい写真を撮って恩返ししたいです。


2018年7月27日金曜日

ペトリレンズで明野のひまわり

ぺとりおたです。


昼間時間ができたので 再び明野村へゆき ひまわりを撮りました。


いつもはメイン会場のところしか撮らないのですが きょうはも少し奥へと進みましたところ、奥の駐車場はどうやら無料だったようで、助かりました。


そして 先日復活したペトリペンタに コダックポートラ160を入れて やる気十分です。もう一台はニコンD610で、アダプターでペトリのレンズをつけます。これは近接専用状態。


なのでせっかくのペトリレンズも 近接専用だと ひまわりという大きな花には使いにくく、一面のひまわりを絵に取り込む表現はできませんでした。





こちらはズームレンズだったかな?





これは修理してもらった55mmと思います。一輪をアップにするしかないという。でも、撮らないよりはよかった。


ここ最近異常に暑かったせいか、きょうは比較的涼しく感じました。





ペトリのレンズは花を撮るのにあっていますね。溶けるようにボケていきます。デジカメにつけても柔らかさはしっかり出ますね。


カップルで来てる方も多いので 場合によっては ツーショット撮ってあげますよと 言う気持ちはあるのですが、今の時代 みなさん自撮り棒もってきて たのしげに撮ってます。なので声はかけないほうがよさそう。


フィルムはやはり 帰りに田んぼを撮っても まだ36枚を使い切れず 現像に出すのもしばらく先になりそうです。

2018年7月20日金曜日

ユー・シー・エス ペトリ修理の名門

ぺ とりおたです。

ペトリを本気で使うからにはしっかりとメンテをしてから。そのように考えていましたから、よくよくグーグル先生に聞いてみました。


すると、ペトリOBの方がいらっしゃるというUCSさんがヒットしてきます。


5ちゃんねるには ペトリの達人達が集うところがあり ここでずいぶんと勉強させていただいてるのですが そちらでも おすすめであるとのこと。それで私もペトリペンタをお願いしました。


ユー・シー・エス・



一か月経って 帰ってきたカメラは 絶好調そのもの。古いカメラが蘇るというのは 本当に 感動的なものです。


ただ 古いものなので 必ず直るというわけではなく、状態によっては残念ながら直せないこともあるとのことで、その点ご承知の上、お問い合わせいただきたいとのことでした。





開けるときめちゃめちゃドキドキしました。

これで 安心してペトリを楽しむことができます。UCSさん ほんとうにありがとうございました!


がんばってペトリの素晴らしさを伝えてゆきたいです。


ペトリペンタ復活

ぺ とりおたです。

修理に出していたカメラが返ってきまして 信じられないくらいな絶好調になりました。




そうなると 外に持ってって使いたくなりますが、その前に


ボディ内部の塗装が 昔のカメラなのでそんなによくない。これは内面反射がありそうだ。植毛紙貼ろう。





こんな感じで 大雑把に型紙をとって 結構適当に 植毛紙を切って中に貼ります。アマゾンでかったやつで 粘着テープ付きなので 簡単に貼れます。先人の教えによりますと、多少 貼り方が雑でもそんな大きな影響はないということなので、ミラーの動きにさえ干渉しなければいいかなという感じで、気楽に貼ります。





目見当のわりに まずまずきれいにできました。

前後してしまいましたが この作業をするには バルブでシャッター開いたまま固定する必要がありますので





シャッターボタンのところの飾りネジを外します。百均で買ったゴムサックが活躍。これは フィルターが硬くはまって取れにくいときなんかも重宝します。





これで ニコンのケーブルレリーズが使えて、バルブロックができました。


ペトリカメラは ものによっては レリーズに穴があって 普通のケーブルレリーズが使えるのもあるのですが 一般的にはだいたい この形のレリーズになりますので、夜景なんか撮りたいというときは このニコンのAR-2というケーブルレリーズがあるといいと思います。


このレリーズは貴重なのに、甘利山で夜花火を撮ったときに 現場に忘れ、家に着く寸前で気づき、また夜の山を1時間車で戻って 探し、発見して救出した思い出があります。


さてこれで準備も整ったので ひまわりを写してきます!

2018年7月19日木曜日

フィルムで初めてのペトリ 2

ぺ とりおたです。

今回の36枚撮りフィルムは、まずペトリFT2にフィルムを入れました。そしてしばらく撮った後、NDフィルターをつけて 開放絞りのみで撮るという制約に疲れてしまいました。以前ですと 残ったフィルムを すごい雑にそこらへんのものを写して 現像に出してしまっていました。


ずいぶんもったいないことをしていました。今はフィルムも現像も値上がりしましたので、一コマ一コマ大切にしなくてはということで、ちょっと考えました。


大判カメラの フィルムをセットするときに使うダークバッグにカメラを入れ ゆっくり巻き戻し フィルムが外れたなという瞬間に巻き戻しをやめます。そしていったんダークバッグから出して 別のカメラに装填します。


装填したら またダークバッグに入れて その前に15枚撮っていたとしたら 15では不安なので 16枚までダークバッグ内でシャッターを切ります。一コマ無駄になるかもですが もしかしたら傑作が写ってるかもしれないコマをパーにするよりは良いでしょう。こうすれば、一本のフィルムを、二つのカメラで楽しめます。


今回は 2回目はニコンF90Xに詰めました。オートフォーカスのカメラですが、マニュアルでのピントが マニュアル機よりも合わせやすい とてもよいカメラと思います。


そのかわりこのカメラ 巻き戻しは自動になりますから さっきの手は使えない。撮りきるしかない。


それで 自動露出ラクだなーと 撮っていたら 露出どアンダーのコマがありました。





もう ほんのすこし明るく写れば なにか意味ありげな傑作になったのかもです。キヤノンA1でもこういうことがあったので 自動露出あんまり、信用ならないなと最近思っています。





輪郭はしっかりと写し出すのに 全体の印象はやわらかい。ペトリの写りは不思議です。





フィルムがまだいっぱいあって選べた頃は レンズとフィルムの相性も気にして写していました。好きだった組み合わせは、フジのリアラと ミノルタレンズの組み合わせ。いつも色の良さに驚いていました。まあ リアラは何で撮っても綺麗でしたが。


ローライフレックス2.8Eのクセノタールは、コダックポートラ160NCを入れたときとてもよかった。NCがナチュラルカラー VCがビビッドカラーという意味で どっちもよいフィルムでしたが すこし地味なナチュラルカラーがきれいだなと思い もっぱらそっちを使っておりました。


考えたら このフィルムも 何で撮ってもきれいでした。


今のポートラは NCとVCを足して2で割ったようなふうにしたのでしょうか。何かが違うような気がします。NCを再生産してくれー





ペトリのズームレンズ。85-210mmです。たいがい 古いズームレンズ買うと カビだらけが多いのですが このレンズはとってもクリア。デジカメにつけて撮ったときは 白がしっかり白く写るという印象でした。ピントが悪いようですが レンズのせいではなく、風が強くて花がぶれていたことと、あとは視力の問題かもです。


その後購入したペトリFTは 作動が絶好調なため 絞りも問題なく使えています。今入ってるフィルムが フジカラープロ400Hで、のこりわずかになっています。これを早く撮りきって 結果を見たいところです。希少な21mmがどんな写りをしているのか楽しみです。

2018年7月17日火曜日

フィルムで 初めてのペトリ

ぺ とりおたです。

一番はじめは いっぺいさんがくださった55mmが二本あるだけで ボディはなかったので、適当にヤフオクで買ったのがペトリペンタでした。動かなかったので 別のジャンクを買い また動かないので買い とやっていて たしか5台ほど動かないボディが集まってしまったのですが、動かないと言っても 自動絞りが壊れてるだけで シャッターは切れるというやつがいました。


絞りが動かないので 常に開放となります。思いっきり明るいところでは、撮影が不可能です。


あーでもNDフィルターがあるじゃないかと。これは、光だけを減らしてくれて色には影響しないフィルターで、わざと光を減らして スローシャッターにしたいときに使うものです。


買うと案外高くて 迷いましたが、これでフィルムで撮れるということで ふんぱつしました。このフィルターのほうがペトリボディより高いです。


で、ゆっくりゆっくり撮っていたので36枚を撮りきるのに二ヶ月ほどかかってしまいましたが、一枚一枚丁寧に撮った成果は出たようです。





2018年ベストはこれになるかもしれないです。





ハイジの村ですね。いい感じに玉ボケ入ってくれました。





朝 通勤のときに 自転車で行って 道道止まって撮ったもの。





ペトリの柔らかさはやはりフィルムで生かされる。そう思いました。

ちなみに今回は高価なコダックエクター100を使っています。青の出方にクセがあって、私の好みとは少し違うのですが、良いフィルムなのは間違いないと思います。



2018年7月14日土曜日

ペトリとの出会い

ぺ・とりおたです。


もともと ホワホワの柔らかい写真が好きで、柔らかい描写のレンズを好んで使います。そういうレンズはとても高価な場合もあります。


ところが とっても安くて素晴らしい描写のペトリに出会ってしまいました。これは嬉しすぎる。


そもそもの出会いは いっぺいさんにもらった 大量のカメラ レンズの中に ペトリ一眼レフのレンズがあったこと。


うーん ボディがないな。アダプター探してデジカメにつけてみよう。


検索すると、ペトリは人気がないため、ほとんど作られてないとのこと。残念。


ならば普通にフィルムで使おうと ジャンクボディを購入するも ジャンクなので動かない。


いつもならここであきらめるところ、なぜかどんな写りなのか気になり、検索で調べまくります。


すると 柔らかく芸術的な写りにびっくり。インスタでも検索して 達人達の素晴らしい写真に酔いしれました。

あー、これは使ってみたくなるな。


と、悩んでいましたら、ヤフオクに純正の ペトリ→M42アダプターが出ました。


これは 高くなっても頑張って落とそうと 決意していたところ、なんと入札はわたし一人。


これに M42→ニコンのアダプターを組み合わせることにより、無限遠は出ないけれども ニコンD610でペトリレンズを使えるようになりました。









ベリートという 100年前のソフトレンズも愛用していますが、それの柔らかさとは違った、ボケが溶けるような感じの柔らかさで、これは撮っていて楽しい。


うまくなったように勘違いしてしまいます。


やはりこれは近接以外でも使えたらいいなと、ジャンクのボディを修理屋さんに出して 使えるようにしようという計画を実行中です。


フィルムではどんな写りなのか今から楽しみです。